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スーパーマーケットの“野菜売り場”から姿を消したナスやチンゲン菜…ほうれん草 7月の高温続きで“暑さに弱い野菜”の出荷量が少なく価格上昇…お買い得の野菜は何? 

2024年08月16日(金) 18時24分 更新

平年より気温の高い日が続くことしの夏。食卓にも影響が出始めています。



大佐賀南記者
「札幌市内ののスーパーマーケットです。北海道産のニラや小松菜は並んでいますが、ほうれん草やチンゲン菜はありません」

野菜売り場に「異変」が。ほうれん草だけでなく、夏野菜の代表・ナスも、16日の売り場にはありません。



キテネ食品館 青果担当 田中秀敏さん
「ほぼ入荷がない。並べて皆さんに買ってもらえる値段に持っていくには厳しい」

先月の高い気温で商品として出荷できる量が少なくなったため、全国的に値上がりが見込まれています。



札幌市が毎月行っている小売価格調査では、7月に比べて今月は、ほうれん草が約2割、きゅうりも1割ほど値上がりしました。


「野菜だけでない。何でも高い。生活できません」

「キャベツが前は高かった。最近は値段が落ち着いて、買えるものもでてきた」

そんな今、お買い得なのは「かぼちゃ」です。



キテネ食品館 青果担当 田中秀敏さん
「焼き肉や天ぷらか。安くておいしい」

気象庁の1か月予報では全国的に残暑が長引く見通しで、農作物への影響がどこまで続くか心配されます。