温泉熱を利用して栽培 オロフレトマトの収穫が本格化 真冬の夜でもハウス内は10℃前後維持「生育は順調」北海道壮瞥町
2025年03月15日(土) 12時15分 更新
北海道胆振地方の壮瞥町で、温泉の熱を利用して栽培したトマトの収穫が本格化しています。
ハウスの中で赤く色づいた肉厚なトマト。
1つ1つ手作業で丁寧に収穫されていきます。
壮瞥町のこちらのハウスでは、1.5キロほど離れた弁景温泉から、約65℃の温泉水を引いています。
土の上にはわせたチューブに温泉水を流すことで真冬の夜でも室温が10℃前後に保たれ、苗を育てることができます収穫は2日に1回行われ、「オロフレトマト」のブランド名で道内各地に出荷されています。
オロフレ地熱利用野菜組合 新藤吉美組合長
「天候も安定していて生育は順調。トマトらしい味になってきていておいしいです」
「オロフレトマト」の収獲は7月中旬まで続きます。