入居者のキャッシュカードを勝手に使い現金20万円引き出したか 札幌のグループホーム職員(58)を逮捕
2025年01月16日(木) 11時10分 更新
2023年12月、札幌市内の銀行のATMで、キャッシュカードを不正に入手し、現金20万円を引き出したとして、58歳の男が逮捕されました。男は、グループホームで働いていて、入居者のカードを勝手に使ったとみられています。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区北37条西6丁目に住む会社員の男(58)です。
警察によりますと、2023年12月27日午前11時すぎ、男は職場であるグループホームの入居者の70代の男性のキャッシュカードを不正に入手し、札幌市内の銀行のATMから現金20万円を引き出した疑いが持たれています。
男は男性の担当ではなかったものの、面識はあるということです。
男は、現金を引き出した後、キャッシュカードを持ち主の男性の元に戻したということです。
今年2月、男性の担当職員が、通帳の記帳した際、頼まれていない引き出し履歴があることに気づき、グループホームが警察に通報。
銀行の防犯カメラの映像などから男を特定、容疑が固まったとして、14日、男を逮捕しました。
取り調べに対し、会社員の男(58)は「生活費にゆとりが欲しくてやった」と容疑を認めているということです。
警察は、余罪がないかどうかなど詳しく調べています。