5人が乗ったホタテ漁船がカゴ揚げ中に転覆 3人が救助されるも乗組員2人が行方不明 ダイバーが船内を調べるなど捜索続くが発見に至らず 北海道苫前町
2025年02月17日(月) 11時50分 更新
16日、北海道北部の苫前町沖で、ホタテ漁の船が転覆し、行方不明になった2人の捜索は現在も続いています。
16日午後3時ごろ、北海道苫前町の約10キロの沖合で、第二十八三宝丸が転覆しました。
当時は、ホタテ漁のカゴを揚げる作業をしていたということです。
船には5人が乗っていて、このうち3人は近くの漁船に救助されて無事ですが、乗組員の堀井直樹さん29歳と金野仁泰さん48歳の2人の行方がわからなくなっています。
海上保安部によりますと、5人はライフジャケットを着用していなかったということです。
北るもい漁協 砂原宣洋 苫前支所長
「(16日は)波も穏やかで、風もそれほど強くなく、久しぶりにいい天候だったと思うんですけれども、荷物が多かったのか、バランスが崩れたのか」
17日朝はダイバーが転覆した船の内部や周辺を調べたほか、海上保安部の巡視船などが捜索を続けていますが、2人の発見には至っていません。