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焼却炉の大規模改修で“大ピンチ”稼働ストップでどんどん貯まるごみ…道内初の“貨物列車作戦”コンテナに積み札幌の清掃工場へ輸送 北海道函館市

2024年10月18日(金) 19時22分 更新

清掃工場のごみの焼却炉が、長期間使えなくなった北海道函館市。どんどん集まってくるごみをどうしたのでしょうか?

函館市唯一のごみの焼却施設、日乃出清掃工場です。



稼働して50年近くが経過し、大規模改修のため10月5日から17日までの間、焼却炉を停止しました。



集まる燃やせるごみは、多い日で約300トン。



一部は隣の北斗市で受け入れますが、残りはいったい、どうするのか?

藤田忠士記者
「今、私の後ろでごみがコンテナへと積み込まれています。あのコンテナはなんと、貨物列車のコンテナなんです」



函館市環境部 施設整備担当 桐澤武磨課長
「トラックの確保が難しいところもあり、札幌市が清掃工場に余裕があるということで、そこまで運ぶ手段としてJR貨物に着目した」





ごみは貨物列車に揺られて札幌まで運ばれていました。



焼却炉が使えないピンチを乗り切ったアイデア。函館市によりますと、ごみを列車で運ぶ試みは道内初だということです。

北海道ニュース24