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バーナーでJR車両の解体中、トイレや天井など焼けて煙…現場の作業員10人にけがなし、去年4月に運行終えたリゾート列車「ノースレインボーエクスプレス」 札幌市東区の苗穂工場

2024年08月23日(金) 11時08分 更新

解体作業中の車両火災の現場(23日午前、JR苗穂工場)視聴者撮影
解体作業中の車両火災の現場(23日午前、JR苗穂工場)視聴者撮影

 23日午前、札幌市東区のJR苗穂工場で、解体中のリゾート列車の車両から火が出て、一時、煙も高く上がりました。けがをした人はいません。

 14日午前9時半ごろ、札幌市東区北6条東13丁目のJR苗穂工場で、現場の作業員から「解体作業中の車両から、一時的に炎」と119番通報がありました。

現場は、札幌市東区のJR苗穂工場 視聴者撮影
 JR北海道と警察、それに消防によりますと、車両の解体作業中に火が出て、一時、煙も高く上がりましたが、消防車4台の到着前に作業員が火を消し止めました。

トイレと天井、合わせて約11平方メートル焼ける
 この火事で、車両のトイレ約1平方メートル、同じ車両の天井およそ10平方メートルが焼けたものの、現場の作業員、およそ10人にけがなどはありません。

現場の作業員、約10人にけがなどなし
 火が出た車両は、去年4月に運行を終えたリゾート列車「ノースレインボーエクスプレス」で、当時、バーナーが使われていたということで、警察と消防が原因を詳しく調べています。

去年4月に運行を終えたリゾート列車「ノースレインボーエクスプレス」