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「深く反省している」陸上自衛隊の部隊の薬物検査で“薬物反応”…大麻リキッドを使用した23歳の男性陸士長を懲戒免職処分 北海道・名寄駐屯地

2024年08月01日(木) 17時49分 更新

懲戒免職処分となった23歳男性陸士長が所属していた名寄駐屯地
懲戒免職処分となった23歳男性陸士長が所属していた名寄駐屯地

 2020年12月から2024年1月にかけて、札幌市内のホテルで、複数回にわたって大麻リキッドを使用したとして、北海道の名寄駐屯地の23歳の男性陸士長が懲戒免職となりました。

懲戒免職となったのは、名寄駐屯地に勤務する第4高射特科群の23歳の男性陸士長です。

陸上自衛隊によりますと、この男性陸士長は、2020年12月から2024年1月にかけて、札幌市内のホテルで大麻リキッドを複数回にわたって使用したということです。

2024年1月15日に部隊が行った薬物検査で、男性陸士長に薬物反応があったため、本人聞き取り調査などををしたところ、大麻リキッドを使用していたことがわかりました。

発覚から約6か月半経った8月1日、陸上自衛隊は男性陸士長を懲戒免職処分としました。

男性陸士長は大麻リキッドの使用を認めていて、「深く反省している」と話しているということです。

この処分について、第4高射特科群長の南俊之1等陸佐は「今回このたびの事案を受け、今後は所属隊員に対する服務指導及び教育を徹底し、同種事案が起こらないよう再発防止に努めて参ります」とコメントしています。