スキージャンプ男子“レジェンド”葛西紀明選手(52)が国内有力大会で優勝「予感があった」ヒルサイズ越えのビッグジャンプでW杯札幌大会へ弾み
2025年02月01日(土) 13時51分 更新
スキージャンプ男子のレジェンド、葛西紀明選手が52歳で大会優勝の快挙です。
1日、札幌市大倉山ジャンプ競技場で行われたTVh杯ジャンプ大会に出場した葛西紀明選手は、1回目にヒルサイズを5メートル上回る142メートルの大ジャンプで首位に立ちます。
「絶対に負けたくない気持ちが強かった」と臨んだ2回目でも、K点超えの131メートルを飛び、2位以下を大きく引き離して優勝。
2024年に引き続き、50代で国内有力大会を優勝という快挙を成し遂げました。
葛西紀明 選手
「練習から調子が上がってきていたので、何か行けるのではという予感があった」
「次の試合(雪印メグミルク杯)、札幌ワールドカップにつなげていけるんじゃないかと思う」
葛西選手は、15日に同じ会場で行われる、ワールドカップ札幌大会の代表入りも決まっていて、ギネス世界記録に認定されているワールドカップ個人最多試合出場数、「578」の更新も期待されます。
▽TVh杯ジャンプ大会結果
【男子】
1位 葛西紀明(土屋ホーム)
2位 小林潤志郎(Wynn.)
3位 内藤智文(山形県スポーツ協会)
【女子】
1位 岩佐明香(大林組)
2位 佐藤柚月(札幌日大高)
3位 中山和(日本ビール)