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「カビ」大量発生の根室高校、約1か月ぶりに校舎の利用再開 湿度が高い時期に校舎をシートで覆ったことが原因か 北海道根室市
2024年09月17日(火) 12時18分 更新
校舎全体に大量のカビが発生した北海道根室市の根室高校でおよそ1か月ぶりに校舎の利用が再開されました。
17日朝の根室高校です。
日常の登校風景が戻ってきました。
根室高校では8月15日、校舎全体に大量のカビが発生しているのが見つかり、複数の生徒が体調不良を訴えていました。
改修工事のため湿度が高い時期に校舎をシートで覆っていたことが原因とみられています。
根室高校は校舎の利用を停止し、専門の清掃業者によるカビの除去や消毒作業を行い17日から校舎の利用を再開しました。
生徒
「学校で勉強できることが一番楽しい。肺が痛くなって咳が凄い状態でした。(対策されて)安心しています」
道立根室高校・松田素寛校長
「根室の湿度は高い状況ですので、今後、換気をおこなってしっかり対策をしてくことが大事と思っております。」
高校では校舎内の天井や壁を張り替え、各教室に送風機や空気清浄機を設置するなどして再発防止に取り組んでいます。