旭川市出身の元横綱 北の富士さん死去 九重親方として千代の富士、北勝海の2大横綱を育て上げ、ユーモアあふれる解説でもファンの心つかむ
2024年11月21日(木) 19時36分 更新
旭川市出身の元横綱 北の富士勝昭さんが亡くなりました。82歳でした。北海道内でも惜しむ声が上がっています。
北の富士さんは身長185センチの大きな体格をいかした相撲で27歳で横綱に昇進。
幕内優勝10回を誇る、北海道内出身の名横綱として相撲界をけん引しました。
引退後は、九重親方として後進の指導にあたり、いずれも北海道内出身の「千代の富士」と「北勝海」2人の横綱を育て上げました。
また、解説者としても親しまれ、ユーモアあふれる語り口で相撲ファンの心を掴みました。
出身地の旭川市では…。
谷本洋記者
「旭川市内の体育施設のロビーには、北の富士の横綱時代の化粧まわしが飾られています」
横綱としての活躍を紹介するコーナーが。いまでも地元の誇りとして愛されています。
旭川振興公社 石川光春主査
「解説が特に本当に好きでした。偉大な横綱がいられたということで、これはずっと残していきたい」
旭川市民は…
旭川市民
「現役のころもだいぶ見たし、解説がよかった。簡単に言うと気風がいい。精いっぱい生きて頑張ってもらったから、ゆっくり休んでいただきたい」
共同通信によりますと、葬儀告別式は近親者によって執り行われ来月、お別れの会が開かれる予定です。