雪道の足跡を約2.5キロたどりスピード逮捕…「会社の中に男が」鉢合わせした社長が通報、侵入した事務所から約12万円盗み逃走、自称43歳の男「泥棒しました」北海道稚内市
2024年11月29日(金) 09時07分 更新
28日夜、北海道稚内市の建設会社の事務所に侵入し、現金約11万6000円を盗んだとして、自称43歳の男が逮捕されました。
建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、すべて自称の住所不定、無職の小高勝利容疑者43歳です。
小高容疑者は、28日午後7時20分ごろから午後9時ごろまでの間、稚内市内にある建設会社の事務所に侵入し、現金約11万6000円を盗んだ疑いが持たれています。
小高容疑者が侵入した際、事務所は無人でしたが、忘れ物を取りに戻ってきた会社の社長が、小高容疑者と鉢合わせになり「会社の中に見知らぬ男がいる」と警察に通報しました。
通報を受けて警察はすぐに現場に駆け付けましたが、小高容疑者は逃走していたということです。
当時、稚内市内には雪が積もっていて、警察は雪道に残った小高容疑者の足跡をたどり、現場から約2.5キロ離れた場所で小高容疑者を発見し、通報から約40分後に緊急逮捕しました。
取り調べに対し、小高容疑者は「泥棒しました」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、事件のいきさつや余罪の有無などを調べています。