「高校生とは思えない作品が…」書道部顧問教諭が生徒になりすましコンクール出品 計16点が入賞など…63歳男性教諭「部活を活気づけたかった」停職2か月の懲戒処分
2024年11月23日(土) 08時35分 更新
自分の書道作品を生徒の名前でコンクールに出品したとして、北海道教育委員会は富良野緑峰高校に務める63歳の男性教諭を停職2か月の懲戒処分にしました。
21日付で停職2か月の懲戒処分になったのは、富良野緑峰高校に勤務する63歳の男性教諭です。
道教委によりますと、書道部の顧問だった男性教諭は2021年8月から2023年12月までの間、自分の書道作品を書道部員の生徒の名前を使い、8つのコンクールに計22点出品していました。
2023年12月、コンクールの主催者から「高校生とは思えない作品がある」と高校に連絡があり、学校が顧問の男性教諭に聞き取りをしたところ、不正が発覚したということです。
男性教諭が部員名で出品していた作品は、22点のうち16点が入賞や入選していました。
学校は不正発覚後、男性教諭を書道部の顧問から外しています。
道教委の聞き取りに対して、63歳の男性教諭は「停滞している部活を活気づけたかった」「全て故意だった」などと話し、不正を認めているということです。