進学先選びのポイントの1つ“制服”北海道立高校で「私服」割合6.8%…制服は必要?不要?街の声「ジャージで行けて楽」「選ばなくていい」
2025年02月10日(月) 19時33分 更新
10日、北海道内の公立高校では推薦入試が実施されました。
高校など、いまや“進学先選び”の要素の1つともなっているのが「制服」です。その制服が、いろいろと変わりつつあります。皆さんはどう思いますか。
北海道内も高校受験のシーズンに突入。新しい学校で生活を送る姿を思い描く人も多いはず。
さて、その学校生活で、制服は必要?それとも、いらない?学生服メーカーが全国の中高生を対象に行った調査では「制服があった方がいい」と答えた人が8割を超えました。
その一方、北海道立高校で制服が「ない」学校の割合は6・8%。少ないように見えますが、実はこれ、全国的に見ると比較的高い割合なんです。
制服についてマチの人に聞いてみると。
・街の声は…
「朝(準備の)時間がないので、制服ならぱっと着替えていける」
「好きな服で通えるのがいいと思う」
「高校が私服だったんですけど、体育の日はジャージで行けて楽で『なんちゃって制服』もあって私服と混ぜて着るのが楽しかった」
「ズボンとスカートが選べるので、制服でいいかなと思う」
「選ばなくていいし、お金も1回払えばいいので」
「中学がセーラー服だったので、ブレザーの高校にした」
そんな「制服」、全国ではこんな取り組みも。
こちらは愛知県名古屋市の公立高校。同じクラスに制服と私服の生徒がいます。
この学校はおととしから、制服と私服を自由に選べるようにしました。
きっかけは、新型コロナ。換気するのに服で温度調節する必要が出て、一時的に私服を許可したところずっと私服を着たいという声が高まり校則を変えました。
一方、鳥取県大山町では、町内の3つの中学校で同じ制服に統一しました。
ほかの人に譲る時などリユースがしやすく、家計の負担軽減につながることもメリットの一つだといいます。
制服も時代をうつす鏡になっているようです。