飲食店で相次いだ窃盗被害 防犯カメラを設置すると…不審な動きをする従業員の男、約1年半後に岩手県内のパチンコ店で発見 45歳男「生活が苦しくて盗みました」
2025年03月14日(金) 08時18分 更新

おととし9月、北海道八雲町の飲食店で、この店を経営する女性の財布から現金1万円を盗んだとして、当時、店で働いていた45歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所不定の45歳の無職の男です。
男は2023年9月2日、勤務先の八雲町の飲食店で、この店を経営する49歳の女性の財布から現金1万円を盗んだ疑いが持たれています。
当時、店では金が盗まれる事案が相次いでいて、経営者の女性は店内に防犯カメラを設置しました。
すると、この店で勤務していた男が客として来店した際に、不審な動きをする姿が防犯カメラに撮影されていたということです。
経営者の女性は、警察に通報しましたが、その後、男の行方がわからなくなり、約1年半におよぶ捜査の結果、13日に岩手県盛岡市内のパチンコ店にいるところを捜査員が見つけ、逮捕しました。
取り調べに対し、45歳の無職の男は「生活が苦しくてお金を盗みました」と話していて、「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は、余罪などについて調べを進めています。