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午後6時から泳いで行方不明、死亡の男性は21歳の漁師と判明…岸から70~80メートルの海底で翌朝に発見、午後4時以降は監視員いない海水浴場 北海道せたな町

2024年08月12日(月) 14時52分 更新

八子さんを捜索する海保の潜水士(12日午前、せたな町)
八子さんを捜索する海保の潜水士(12日午前、せたな町)

 11日夜、北海道南部のせたな町の海水浴場で溺れ、死亡した男性は、21歳の漁師と判明しました。

 11日午後6時半すぎ、せたな町の「ふとろ海水浴場」で、目撃した人から「溺れている人がいる」と救急通報がありました。

現場は、せたな町の「ふとろ海水浴場}
 警察によりますと、午後6時ごろから友人と2人で海に入った男性が溺れ、そのまま行方がわからなくなりました。

海底で見つかり、死亡確認
 警察と消防、海上保安庁が捜索を続け、翌12日午前7時ごろ、海保の潜水士が溺れた付近の海底で男性を発見したものの、死亡が確認されました。
 
登別市の21歳の漁師と判明
その後の警察の調べで、男性は登別市登別東町の漁師、八子匠(やこ・たくみ)さん21歳と判明しました。

午後4時以降、海水浴場の監視員は不在
 八子さんは、いわゆる海水パンツ1枚だけの状態で海に入り、溺れた付近は岸から70~80メートルほど、遊泳禁止ではないものの、監視員がいるのは、午後4時ごろまででした。

飲酒の有無など調べ
 警察は、一緒に海に入った友人から事情を聴くなどし、飲酒の有無などを含め、当時の状況を調べています