北海道釧路町で津波避難タワー落成式 法改正のあと北海道内で初
2025年02月02日(日) 17時45分 更新
HBCニュースで放送
北海道東部の釧路町で、津波避難タワーの落成式が行われました。
1日、供用が開始されたのは、釧路町セチリ太地区に建てられた2基の津波避難タワーです。
2022年に地震対策特別措置法が改正されてから、北海道内で初めて建てられた避難タワーで、2基の総工費約14億円のうち、3分の2が国からの補助金で賄われています。
あわせて約790人が避難可能で、いずれも冬の避難に備えて暖房が完備され、太陽光発電で、停電時も電気を使うことができます。
近くを流れる釧路川では、最大5メートルの津波が遡上すると想定されていて、釧路町は2025年度中に、残る2基の避難タワーの完成を目指しています。