札幌の60代女性、約3000万円詐欺被害「お金がもうかる方法がある」語学サイトで知り合った“韓国人の女”に投資を勧められる
2025年01月16日(木) 15時13分 更新
去年の年末から年始にかけて、札幌の60代女性が、インターネット上で知り合った韓国人を女を名乗る人物に投資を勧められ、約3000万円をだまし取られました。
札幌市南区に住む60代の女性は、去年12月28日、インターネット上の語学サイトで韓国人の女を名乗る人物と知り合い、LINEでやり取りするよう指示されました。
その後、女から「お金がもうかる方法がある。商品を購入し売れた金額の15%が利益としてもらえる」などと投資をすすめられました。
その話を信じた女性は、12月29日から1月14日までの間に、インターネットバンキングで、計17回にわたり、あわせて現金約2940万円を指定された口座に振り込んだということです。
14日、女性は「お金をおろす限度額を変更したい」と銀行の窓口に相談に行ったところ、話を聞いた銀行の行員が不審に思い「銀行に来た人が詐欺被害にあっているのではないか」と警察に通報、女性はだまされていたことが分かりました。
警察は、SNSなどで知り合った相手から現金を要求された場合は詐欺を疑い、警察相談専用電話「#9110」に相談するよう呼びかけています。