北海道新幹線 難航するトンネル工事 3～5年後にトンネル貫通めどを立て開業時期決定へ
2025年04月13日(日) 17時45分 更新
Ｎスタで放送
北海道新幹線の札幌延伸の遅れについて、工事を行う鉄道・運輸機構は、3年から5年後にトンネル貫通の目途を立てて開業時期を定める方針を明らかにしました。
北海道新幹線の札幌延伸を巡っては、3月、国の有識者会議がトンネル工事の遅れなどにより開業時期が概ね2038年度末頃となる見通しを報告しました。
13日、札幌で開かれた沿線自治体や関係機関が集まる会議では、鉄道・運輸機構が、3年から5年後に、工事が難航しているトンネルの貫通メドを立てて、改めて開業時期を定める方針を示しました。
一方、会議に参加した自治体からは、まちづくりの遅れに対する包括的な支援や、工事費の地方負担軽減を求める声が相次ぎました。