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「大変申し訳なく思っている」北海道の公立中学校、高校の2校で教科書が届かないなど納入トラブル 北海道教育委員会が申請ミス

2025年04月14日(月) 16時13分 更新

教科書を申請ミスした北海道教育委員会
教科書を申請ミスした北海道教育委員会

北海道教育委員会は、道内の公立中学校の特別支援学級と道立高校の2校で、4月から授業で使用する教科書が申請ミスで納入されていなかったと公表しました。

教科書の未納入があった、道内の公立中学校1校では、特別支援学級に通う弱視の生徒1人分の拡大教科書、15科目17冊が届いていません。

また、道立栗山高校では、1学年36人分の数学の教科書が、申請と異なる出版社の教科書が届いていました。

道教委によりますと、教科書の発注は、各学校が道教委を通じて文部科学省に申請しますが、今回、道教委が当初の申請後、2校で追加の申請があったことを見落としていました。

このため、当該の中学校では、予定していた教科書が届くまでの間、通常の教科書を拡大コピーしたもので対応。

栗山高校では、14日午前中に予定していた新たな教科書が到着し、数学の授業がまだ行われていなかったことから、生徒への支障はないということです。

道教委は、「生徒および保護者に大変申し訳なく思っている。今後、手続きに漏れがないよう複数名で確認を行うなど再発防止の徹底に努める」とコメントしています。

北海道ニュース24