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「ブラシで叩かれて血が止まらない」夫の弟を木製ブラシで数回殴り、全治2週間のけが…傷害容疑の74歳の女「作業の要領が悪いことに腹がたった」北海道江別市

2024年10月02日(水) 17時07分 更新

傷害の疑いで74歳女を逮捕した江別警察署
傷害の疑いで74歳女を逮捕した江別警察署

 1日朝、北海道江別市で、農作業中に、67歳の男性の頭を木製ブラシで殴ってけがをさせたとして、74歳の女が逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、江別市篠津に住む74歳の農業の女です。

この女は、1日午前7時ごろ、自宅敷地内で農作業中に、夫の弟である67歳の男性の頭を、農作業用の木製ブラシで殴り、けがをさせた疑いが持たれています。

男性は頭の右側を打撲するなど、全治2週間のけがをしました。

女は、夫と被害にあった男性と3人暮らしで、女の夫が「家族がブラシで叩かれて血が止まらない」と119番通報しました。

駆け付けた警察は、女から事情を聴くなど裏付け捜査を進め、2日午前、容疑が固まったとして女を逮捕しました。

警察によりますと、事件当時、3人は自宅敷地で農作業をしていて、被害にあった男性は女からジャガイモの出荷に使うコンテナを洗うよう頼まれ、作業をしていたということです。

取り調べに対し、74歳の農業の女は「腹が立ってブラシで殴った」と話し、容疑を認め、動機について「作業の要領が悪いことに腹がたった」という趣旨の説明をしているということです。

警察は、事件の経緯や女が過去にも暴行をしていなかったかなどを詳しく調べています。