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JR北海道の在来線205両について、車輪を車軸に差し込む際の圧力が目安の数値とずれていたなどが緊急点検で判明 JR北海道は“安全性は確保していて運行に影響なし”と説明

2024年09月27日(金) 18時34分 更新

JR北海道は、在来線の車両205両について、車輪を車軸に差し込む際の圧力が、目安とズレるなどしていたと発表しました。



JR北海道は、JR貨物が車両の組み立てデータを改ざんしていたことを受け、組み立て作業の緊急点検を行いました。



その結果、在来線の車両205両について、車輪や歯車を車軸に差し込む際の圧力が、目安となる数値を超えたり、下回ったりしていたほか、一部の作業記録が残っていませんでした。

これらの車両は、在来線車両880両のおよそ2割にあたります。



JR北海道 鬼頭知彰 車両部長
「目安値なので、超えたり下回ったりしたものが、だめだというふうな取り決め、認識にはなっていない」



JR北海道は、車軸などを確認して、安全性は確保していて、運行に影響はないと説明しています。