“竹ぼうき”でレールの雪をかき出す“ササラ電車”が冬の到来に備えて試運転 昨シーズンの稼働は4日だけ…大正時代に東京で使われていた歴史的価値のある超レトロ車両 北海道函館市
2024年11月13日(水) 17時43分 更新
北海道函館市でも、まもなくやって来る冬への備えです。
特別の長さにカットした竹ぼうきを車両の前後に取り付け、回転させてレールの雪をかき出します。
全国でも函館と札幌でしか見られない「ササラ電車」。13日、函館で試運転が行われました。
車両は“ヨヘロ型”と呼ばれる、大正時代に東京で使われていたものを1934年に購入し、その後「ササラ電車」に改造しました。
函館市 企業局交通部 佐々木昴瑠さん
「これから先も長く使えるように、しっかり長持ちするように整備していきたいと思います」
函館のマチを走るレトロな車両が目を引きますが、昨シーズンの出動はわずか4日。マチで見かけるのは非常に珍しく、今シーズンもじっと、出番を待ちます。