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「事故直前に居眠りをしてしまった」飲酒・死亡事故で逮捕、32歳の会社員が新たな供述…裏づけとれた“6時間以上”の前後、オータムフェスタ+2軒で飲んだ可能性で捜査 北海道小樽市
2024年09月27日(金) 10時59分 更新
22日朝、北海道小樽市の国道で、乗用車同士が衝突し、大学院生が死亡した事故…酒気帯びと過失運転致死の疑いで逮捕された32歳の男が「居眠りしてしまった」などの旨の供述をしていることがわかりました。
22日午前7時すぎ、小樽市銭函の国道5号線で、乗用車同士が衝突し、札幌市中央区の24歳の大学院生の男性が死亡。
警察車両で、現場の実況見分に向かう大沢容疑者(26日午後、小樽警察署)
反対車線に出た乗用車を運転の函館市宮前町の会社員、大沢亮汰(りょうた)容疑者32歳は、呼気から酒気帯び運転の基準値の3倍を超えるアルコールが検出され、酒気帯びと過失運転致死の疑いで逮捕されています。
実況見分に立ち会う大沢容疑者(26日午後、小樽市銭函)
これまでの取り調べに対し、大沢容疑者は「大変、申し訳なく思っている。札幌市内の飲食店を数件はしごして、友人らと酒を飲んだ。前日から日付をまたいで、数時間にわたって飲んだ」などと話していました。
現場での実況見分(26日午後)
そして、新たに「友人と別れた後、1人でスナックとバーに行ったが、店は覚えていない。事故直前に居眠りしてしまった。」という旨の供述をしていることがわかりました。
死亡した大学院生の乗用車
警察は、事故前の大沢容疑者の足取りについて、22日午後6時ごろから23日午前0時すぎまでの少なくても6時間以上、居酒屋とバーで飲酒していた裏づけをとっています。
大沢容疑者の乗用車
さらに、その前後、大通公園で開催中の食のイベント「オータムフェスタ」の会場、スナック、バーで飲んでいた可能性もあり、危険運転致死の適用も視野に、引き続き調べをすすめています。
衝突した瞬間 近くを走行の車のドラレコより
衝突直後の死亡した大学院生の乗用車 近くを走行の車のドラレコより
大沢容疑者は「事故直前に居眠りをしてしまった」