“紛失したはさみ”発見　保安検査やり直しで混乱の新千歳空港　空港の運営会社「紛失の原因は調査中、保管・管理体制が不十分」

2024年08月19日(月) 17時32分 更新

はさみが紛失し保安検査がやり直しとなった新千歳空港（17日）

今月17日、北海道の新千歳空港で、危険物の持ち込みが制限されているエリアの店舗からはさみが紛失し、乗客の保安検査をやり直すなどしたトラブルで、空港の運営会社は19日、紛失したはさみが見つかっていたと発表しました。

北海道エアポートによりますと、紛失したはさみは、18日に紛失したとされる店舗の中から従業員が見つけたということです。

新千歳空港（17日）
紛失した原因は、調査中としています。

新千歳空港（17日）
北海道エアポートは「店舗側の管理・保管体制が不十分であったため」にトラブルが起きたとして、空港関係者を含め管理意識の徹底を今一度図っていくとコメントしています。

新千歳空港（17日）
はさみが紛失した影響で、17日新千歳空港では、お盆のＵターン客らで混みあう中、保安検査が約３時間にわたって中断し、安全確認のため乗客の保安検査がやり直しとなりました。

そして201便に出発や到着に遅れが出たほか、出発と到着合わせて36便が欠航し、４万人以上に影響が出ました。