陸上自衛隊の夜間機動訓練、戦車など約60台が公道を走行 沿道では市民グループによる抗議活動も 北海道千歳市・苫小牧市
2024年11月07日(木) 09時50分 更新
北海道千歳市と苫小牧市では、自衛隊の戦車などの車両が公道を走って移動する訓練が、6日夜から7日朝にかけて行われました。
陸上自衛隊第7師団の長距離機動訓練は、防衛力を北海道外でも運用できるよう、毎年、実施している訓練です。
6日夜から7日朝までの訓練では、10式や90式戦車などを含む約60台の車両が、東千歳駐屯地と苫小牧の間の往復約52キロを公道を走って移動しました。
車両は騒音と振動を軽減するため速度を落とし、車両間隔を空けて走り、千歳市と苫小牧市が実際の騒音と振動を測定しました。
一方、沿道では訓練に反対する市民グループが抗議活動を行いました。