アジア最大級の“食の見本市”北海道から25社が初出店!輸出拡大へ商機 シンガポール
2024年12月09日(月) 17時05分 更新
北海道産食品の輸出拡大を目指そうと、道内の食品会社がアジア最大級の食品見本市に初めて参加しました。
出展者
「おいしいおいしい」
道民にはなじみのある、道産食材を使ったワインやジャム、ドレッシングなどが並びます。
シンガポールで開かれている「アジア・パシフィック・フード・エキスポ」です。
アジア各地から約200社の企業が参加し、毎年30万人以上の来場者を集める、アジア最大級の「食の見本市」です。
12月6日から開かれているこの見本市に、「ソラチ」や「北海道ワイン」など道内から25社の商品が初めて出品されました。
アジアの貿易拠点であるシンガポールで、道産食品をPRし、輸出拡大を図るねらいがある今回のイベント。
実は、日本から参加したのは道内企業だけです。
去年、シンガポールの使節団が北海道を訪れた際に招かれたのだといいます。
期間中には道産商品の輸出を支援する「北海道貿易物産振興会」と、シンガポールの団体が食品の貿易交流を促進する覚書を結ぶなど、関係強化も図りました。
シンガポール食品製造者協会 レイモンド・タン会長
「北海道とシンガポールのコラボレーションによって、地域がより競争力を高めて、地域の人々が双方の地域の食品を楽しめるようになることを期待している」
「北海道ブランド」を武器に、海外に向け「攻め」の売り込みが続いています。