修理工場へ自走したのに“レッカー搬送”とウソ レッカー代5万7000円詐取しようとした疑い 保険会社に見抜かれ…44歳男と48歳女を逮捕
2025年03月10日(月) 17時48分 更新

去年7月、乗用車をレッカー搬送したと偽って損害保険会社からレッカー費用約5万7000円をだまし取ろうとしたとして、10日、44歳の男と48歳の女が逮捕されました。
詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区に住む44歳の会社役員の男と岩見沢市に住む48歳の会社役員の女です。
警察によりますと、2人は共謀し去年7月30日、故障した女の乗用車を自宅から札幌市北区にある男が経営する修理工場まで、自走したにもかかわらずレッカーで搬送したと偽って、損害保険会社から保険契約に基づくレッカー費用約5万7000円をだまし取ろうとした疑いが持たれています。
損害保険会社が、虚偽を見破り「不正請求の疑いがある」と警察へ相談し、事件は発覚しました。
警察は裏づけ捜査を進め、容疑が固まったとして10日2人を逮捕しました。
警察によりますと、男は自動車の修理業と損害保険の代理店を営んでいました。
警察は、2人の認否を明らかにしていません。
警察は、動機や余罪の有無を調べています。