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「熱中症の怖さは、脳がやられる」専門家が警鐘「家の中でも寝ているときが一番危ない」エアコンがなく寝苦しい夜の3つの対策

2024年08月13日(火) 16時42分 更新

寝苦しい夜が続くと、心配なのは熱中症です。
そのリスクを熱中症に詳しい兵庫医科大学病院の服部益治医師に聞きました。



兵庫医科大学病院 服部益治医師
「炎天下ではないとか、もう夜だから安心という誤解はしないでほしい。熱帯夜に体で何が起きているかというと、脱水症が起きている。要は体の水分が減っている。家の中でも寝てるときが一番危ない」
「熱中症の一番の怖さは、脳がやられる病気。脳がやられると場合によっては朝になっても目が覚めないということになる。寝室の温度が上がっていないか確認したうえで、何とか下げる努力をする」



夜の熱中症対策として、エアコンがなくて、部屋の温度を下げるのが難しい場合でもできる対策があります。



1.寝る前・起きた後にコップ1杯(200ml)の水を飲む
2.扇風機で部屋の空気を対流させる
3.血管の集まる首・脇・股などを冷やして体温を下げる

兵庫医科大学病院 服部益治医師
「濡れたタオルを首に巻くだけでも効果があり」