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「何も話したくありません」⇒「怖くなって逃げた。黙っていれば、バレないと思った」ひき逃げなどで逮捕の27歳の会社員、これまでの黙秘から転じて容疑を認める供述

2024年08月09日(金) 11時02分 更新

検察庁に身柄を送られる鈴木礼生(らいき)容疑者27歳(7日午後、札幌南警察署)
検察庁に身柄を送られる鈴木礼生(らいき)容疑者27歳(7日午後、札幌南警察署)

 6日未明、札幌市南区の交差点で乗用車を運転中、30代の男性をひき逃げしたとして逮捕された27歳の男…これまでの黙秘から「黙っていれば、バレないと思った」などと、容疑を認める供述に転じたことがわかりました。

 札幌市南区南沢6条3丁目の会社員、鈴木礼生(らいき)容疑者27歳は、6日午前0時半ごろ、自宅近くの丁字路交差点で乗用車を運転中、近くに住む30代の男性をはね、骨盤を折るなどの大けがをさせたのに、そのまま逃走した疑いが持たれています。

現場は鈴木容疑者、被害男性の自宅近く
30代の男性、骨盤を折るなどの重傷
 警察は同日、鈴木容疑者の自宅前で、傷のついたRVタイプの乗用車を発見して押収、午後、鈴木容疑者を逮捕しました。

警察に押収された鈴木容疑者のRVタイプの乗用車
車体の運転席側に大きな傷
 これまでの取り調べに対し、鈴木容疑者は「何も話したくありません」と話しただけで、黙秘していましたが、その後「申し訳ないことをしたという気持ちが日に日に強くなって、話すことにしました。怖くなって逃げた。黙っていれば、バレないと思った」などと、容疑を認める供述に転じたということです。

「怖くなって逃げた。黙っていれば、バレないと思った」と容疑認める供述
 また、容疑前の5日、鈴木容疑者は仕事を休んでいましたが、足取りについて「友人と運動後、ごはんを食べ、帰宅途中」の旨の話もしているということで、警察は事故の状況と合わせ、引き続き調べをすすめています。