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ブラックアウトを想定した復旧訓練 6年前の胆振東部地震の教訓を踏まえ、NTT東日本など通信事業者も参加 北海道電力「電力の安定供給に努める」

2024年11月08日(金) 20時59分 更新

6年前の北海道胆振東部地震での経験を教訓に、北海道電力は全域停電=ブラックアウトを想定した復旧訓練を行いました。

訓練は、2018年の胆振東部地震で発生した道内全域停電=ブラックアウトの経験を踏まえ、北電が策定した計画に基づくもので今回で6回目です。



12月に胆振東部を中心に最大震度7の地震が発生、道内全域が停電したという想定で行われ、北電ネットワークが医療機関や避難所などの重要施設に「移動発電機車」を配置し、応急的に電気を送る手順を確認しました。





2018年のブラックアウトでは、携帯電話の基地局も電力不足によって通信が滞ったことから、今回の訓練にはNTT東日本など通信事業会社も参加し、衛星を使った災害用公衆電話や携帯電話の急速充電設備の設置訓練も行われました。



北海道電力総務・環境部 佐藤大樹さん
「各社の災害対応の確認をお互いにできたとてもいい機会だったと思う」

北電は訓練を重ねながら「今後も電力の安定供給に努めたい」と話しています。

北海道ニュース24