児童33人分の個人情報を誤って送信 小学4年生の学級担任が「時間割」と間違えて、「通知表の情報」を送信 北海道稚内市
2025年03月23日(日) 08時55分 更新

21日午後、北海道稚内市の小学校で4年生の学級担任が、クラス全員分の通知表の情報を、誤って保護者にメールで送っていたことが分かりました。
児童の個人情報が流出したのは、稚内南小学校です。
学校によりますと、21日午後7時半ごろ、4年生の学級担任が児童の保護者に対し、メールで時間割を送ろうとしたところ、誤って児童33人分の通知表のデータを送信してしまったということです。
送信した直後に、複数の保護者から問い合わせがあったことで発覚しました。
学校側は保護者とメールのサービス事業者に削除依頼をしていて、これまでに保護者以外の第三者への情報の流出は確認されていません。
稚内南小学校では22日の夕方に保護者説明会を開いて経緯を説明したほか、24日の終業式には児童の心のケアのためスクールカウンセラーの派遣を要請するということです。
学校側は、メールの送信時に管理職などが内容を確認するなど体制を強化し、再発防止に努めるとしています。