懇親会で同僚に対し性的な発言や体を触るなどのセクハラ行為 40代男性教諭を停職処分 札幌市教育委員会
2024年12月17日(火) 16時06分 更新

札幌市立中学校の40代の男性教諭が、懇親会の席で同僚の女性教諭2人に対し、性的な発言や体を触るなどのセクシュアルハラスメントをしたとして、札幌市教育委員会は、16日付で、この男性教諭を3か月の停職処分としました。
札幌市教育委員会によりますと、札幌市内の中学校に勤務する40代の男性教諭は、懇親会の席で、同僚の女性教諭2人に対し性的な発言をしたほか、太ももや胸を触るなどのセクハラ行為をしたということです。
被害を受けた女性教諭2人のうち1人が管理職に相談したことで事案が発覚、市教委に連絡が入りました。
札幌市教委によりますと、男性教諭は少なくともビールの中ジョッキ5杯、ハイボールやチューハイなど5杯、日本酒も相当量飲んでいたということです。
男性教諭は、自身のセクハラ行為について「覚えていない」と話しているということですが、市教委は被害を受けた女性教諭や懇親会に出席していた他の同僚にも聞き取りを行い、それらの話が具体的であったため、事実であると判断し、処分に至ったということです。
札幌市教委は「専門家を呼ぶなどしたセクハラに関する研修を教職員にも実施するなど、再発防止に努めたい」とコメントしています。