ニュース

Official Account

女性宅を狙った侵入、窃盗容疑などで3度逮捕の36歳消防士を懲戒免職 札幌市消防局「市民の信頼を損なう行為、深くお詫びします」

2024年12月13日(金) 15時52分 更新

送検される山口潤也容疑者(11月 札幌豊平警察署)
送検される山口潤也容疑者(11月 札幌豊平警察署)

7月から11月にかけて、札幌市豊平区内で住居侵入や窃盗を繰り返したとして逮捕された36歳の消防士長の男を、札幌市消防局は13日付けで懲戒免職にしました。

懲戒免職となったのは、札幌市豊平区に住む札幌市消防局東消防署消防士長・山口潤也容疑者(36)です。

山口容疑者は、11月5日と15日、札幌市豊平区の会社員の女性2人の自宅に侵入した疑いなどで逮捕されたほか、逮捕される前の8月29日から9月4日までの間、マンションの女性宅に侵入し、現金約22万円入りの封筒を盗んだ疑いなどで逮捕・送検されています。

さらに7月に起きた、別の女性宅で現金1000円が盗まれた侵入、窃盗事件でも逮捕されていて、これまでに3度逮捕されています。

札幌市消防本部
札幌市消防局は「信用失墜行為の禁止を定める地方公務員法の規定に違反する」として13日付けで、山口容疑者を懲戒免職処分としました。

札幌市の村井広樹消防局長は、「今回の懲戒処分について、当局職員が市民の信頼を著しく損なう行為を行ったことに対して、心から深くお詫びします。公務員倫理の確立に向けた服務指導を徹底します」となどとコメントしています。

北海道ニュース24