【クマ出没】冬眠から目覚め動き活発化 歌志内市では体長約1.5mのクマが道路を横切り、札幌市南区では認定こども園の裏に「食べ物を探しに出てきたようだ」
2025年04月10日(木) 18時32分 更新
堂々と道路を横切る1頭のクマ。10日午前11時半ごろ、北海道歌志内市の道道を車で通りかかった人が撮影しました。
クマは体長約1.5メートルで住宅のそばを通り過ぎ、森へ向かっていきました。
歌志内市では、今年初めてのクマの目撃です。
冬眠から目覚め、活発に動き出したクマ。
10日午後には、札幌市南区真駒内の認定こども園のそばで1頭が目撃されました。
体長1メートルから2メートル、足跡の大きさは10センチほどで若いクマとみられます。
札幌市環境共生担当課 清尾崇 熊対策担当係長
「冬眠から明けて食べ物を探しに出てきたようだ。山菜などが住宅地の近くにあると、食べ物を狙って出てくる可能性もある」
人や畑への被害は確認されていませんが、札幌市は現場付近に電気柵を設置するなど対策を行いました。
11日も、近くの小学校では登下校に合わせ、保護者らが見守るということです。