札幌市の道路陥没 路面の下の空洞が大きく広がる…現場近くの路上では去年4月にも穴が見つかり、原因特定できないまま埋め戻す
2025年02月27日(木) 16時53分 更新
2月26日、札幌市清田区の道路に穴があいているのが見つかった問題で、路面の下にさらに大きく空洞が広がっていることがわかりました。
26日、札幌市清田区真栄3条2丁目の道道「真駒内御料札幌線」で、縦80センチメートル、横60センチメートル、深さ2メートルほどの穴が空いているのが見つかりました。
27日、札幌市や北海道開発局などが現地調査を行ったところ、穴があいた路面の下では、道路に沿う方向にさらに大きく空洞が広がっていることがわかりました。
札幌市では空洞になっている範囲を特定するため、周辺を掘って確認しているということです。
空洞の場所に、本来あった土砂がどこに行ったのかは、まだわかっていません。
この道路では、2024年4月にも、100メートルほど離れた場所で、深さ約2メートルの穴が見つかっていますが、原因が特定できないまま穴を埋め戻していました。
道路のすぐそばには厚別川が流れていて、札幌市は川との関連も含めて慎重に調査を進めています。