「謝ってもらおうと思っていた」という川村葉音容疑者と交際の17歳少年について「暴力的、すぐに手を…」と友人証言、江別男子大学生“集団暴行死”全容解明へ
2024年11月04日(月) 16時45分 更新
北海道江別市で男子大学生が集団暴行を受け死亡した事件。交際関係のもつれから集団暴行にまでエスカレートしたとみられ、全容解明に向けた捜査が進められています。
江別市の公園で男子大学生の長谷知哉さん20歳が集団暴行を受けて死亡した事件。
交際相手の八木原亜麻容疑者20歳とその友人の川村葉音容疑者20歳ら少年を含む男女6人が、傷害致死などの疑いで逮捕・送検されました。
八木原容疑者は、これまでの調べで「長谷さんと交際関係をめぐりトラブルになった」という趣旨の供述をしていて、別れ話のもつれがあったとみられています。
逮捕された6人のうち八木原容疑者と川村容疑者は中学時代からの友人で、川村容疑者は事件前から長谷さんと面識がありました。
その川村容疑者と17歳の少年は、交際関係にありましたが、少年らと長谷さんに面識があったかはわかっていません。
捜査関係者によりますと、川村容疑者は「八木原容疑者に対し長谷さんに謝ってもらおうと思っていた」という趣旨の供述をしているということです。
川村容疑者の友人は…。
川村容疑者の友人
「(川村容疑者は)友達のためだったら暴力をふるっちゃうっていうか。(けんかっ早い?)どちらかというと、そういう感じ」
川村容疑者と交際関係にあった17歳の少年についても。
川村容疑者の友人
「付き合ってた彼氏(17歳の少年)が暴力的っていうか、すぐ手を出しちゃったり暴力ふるっちゃったりっていうのがあった」
捜査関係者によりますと、八木原容疑者を除く5人のうち数人が、「被害者のキャッシュカードで現金を引き出した」「現金を分け合った」という趣旨の話をしていて、札幌市内のコンビニエンスストアの防犯カメラには、容疑者らがATMで現金を下ろす様子が映っていました。
警察は、6人が犯行に至った経緯や動機の解明を急いでいます。