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北海道の各地でオーロラ出現 太陽表面の大規模な爆発「太陽フレア」の影響で…週末にかけても観測される可能性

2024年10月09日(水) 18時10分 更新

視聴者撮影(8日午後7時48分ごろ 北海道幌延町)
視聴者撮影(8日午後7時48分ごろ 北海道幌延町)

太陽の表面で起こる大規模な爆発現象「太陽フレア」の影響で、8日夜、北海道各地でオーロラが観測されました。

午後8時半過ぎに、北海道むかわ町穂別地区で撮影されたオーロラの写真です。

撮影:アカウント名「北海道は穂別から」植松 薫さん(8日夜 北海道むかわ町)
撮影者によりますと、8日夜は良く晴れていて月がなく、湿度も低かったことから、天体観測には絶好の機会だったということです。

写真には、淡い緑色とピンク色が折り重なる、幻想的な夜空がおさめられています。

視聴者撮影(8日午後7時48分ごろ 北海道幌延町)
こちらは北海道幌延町で午後8時前に撮影された写真です。

黄緑色と薄いピンク色の光がほんのりと、夜空に広がっているのがわかります。

なよろ市立天文台きたすばるの職員によりますと、名寄市では8日午後6時半頃から9日午前0時すぎまでオーロラが観測され、ピークは8日午後8時ごろから午後9時ごろだったということです。

提供:なよろ市立天文台(8日午後8時半ごろ 北海道名寄市)
8日は、大規模な太陽フレアの割に磁気嵐が弱く、日本で観測できる時間になったタイミングで、さらに磁気嵐が弱まったため、穏やかなオーロラの出現となりました。

なよろ市立天文台の職員によりますと、9日昼前にも太陽フレアが観測されたため、その影響を受けて、週末にかけてオーロラが観測される可能性もあるということです。

北海道ニュース24