「闇バイト」に応募…空き巣の“送迎役”の男(24)に懲役1年2か月の実刑判決 札幌地裁
2025年03月19日(水) 09時59分 更新
「闇バイト」に応募し、空き巣の実行役の男を送迎した罪などに問われている元タクシー運転手の男に懲役1年2か月の実刑判決が言い渡されました。
起訴状などによりますと、札幌市北区の元タクシー運転手、三田兼輔被告(24)は、2024年10月、神奈川県の無職・鈴木陸被告が南区の住宅に侵入しブローチなどを盗んだ際、犯行前に下見をしたり、鈴木被告をタクシーで犯行現場まで送り届けたりした窃盗のほう助の罪などに問われています。
三田被告はSNSで高額報酬をうたう「闇バイト」に応募し、犯行に及んでいました。
18日の判決で、札幌地裁は「安易に金を稼ごうとSNSで怪しい仕事を探してほう助行為に及んだもので、その意思決定は厳しい非難が妥当」として、懲役1年2か月の実刑判決を言い渡しました。
18日は、実行役の鈴木被告の裁判も開かれ、被告人質問などが行われました。