北海道・美瑛岳でベトナム人女性２人「体力を消耗」とSOS、十勝岳では「仲間がじん帯をけが」女性２人が現場で一夜、いずれもヘリで無事救助

2024年07月15日(月) 11時36分 更新

北海道内では、14日夕方、美瑛岳と十勝岳で、ベトナム人を含むあわせて４人が遭難し、15日朝になって無事救助されました。

警察と消防によりますと、上川地方の美瑛町の美瑛岳（標高2052ｍ）で14日午後６時、30代のベトナム人の女性２人から「体力を消耗して動けない」と警察に通報がありました。



救助隊は真夜中に２人の無事を確認したものの安全が確保できないため、翌朝８時過ぎにヘリコプターで無事救助しました。



２人にけがはないということです。

また、日高地方の浦河町の十勝岳（標高1457ｍ）でも14日午後７時過ぎに、60代の女性が下山中に転びけがをしました。



女性は４人のグループで、２人が先に下山して「仲間が右ひざじん帯をけがして動けない」と消防に通報しました。



そして、けがをした女性ともう１人が動かずにテントで一夜を過ごし、15日朝、ヘリコプターに救助されました。

命に別状はないということです。