多発するバックカントリー遭難に警察が注意呼びかけ「ビーコン、予備バッテリーもしっかりと」雪崩での遭難は気温上昇する3月に集中
2025年02月12日(水) 09時09分 更新
バックカントリースキーでの遭難を防ごうと、北海道警察が啓発活動を行いました。
スキー場のコース外を滑る「バックカントリースキー」では2024年、北海道内で57人が遭難しました。
今年も、外国人を含むバックカントリーでの遭難が相次いでいて、11日、道警が注意を呼びかけました。
道警釧路方面本部・地域課 高岡忍 課長補佐
「天気予報や雪崩情報を確認したり、冬山の装備やスマートフォン、ビーコン、予備バッテリーなどの通信機器もしっかりと準備してほしい」
そして、これからの時期、心配なのが「雪崩」です。
2024年までの5年間に雪崩で遭難した人は41人いて、気温が上がる3月に7割以上が集中しています。
記録的大雪に見舞われた十勝地方などでは、今後、特に注意が必要です。