アートを通して「個性に」触れて…知的障害がある人たちのアート展『あらかるあーと』開催中 札幌市中央区「かでる2・7」で15日まで
2025年02月13日(木) 19時58分 更新
アートを通して「個性」に触れてほしい。札幌市で、知的障害のある人たちが制作したアート展が始まりました。
羊毛フェルトを使って、今年の干支のヘビをテーマにした作品や画びょうでかたどったシマエナガなど、いずれも個性的な力作ばかりです。
13日から札幌で始まった「あらかるあーと」。
知的障害のある人たちの発表の場として今年で25回目を数えます。
会場には、貼り絵や針金細工、書道アートなど、札幌市や周辺の障害者施設に通う人たちが制作した300点近くが展示されています。
光の森学園・四季彩の邑 俵美由紀さん
「作品ができたら、とてもみんなに見てもらいたくて作った。なぞっていくと色が写る形になっている」
あらかるあーと実行委員会事務局 齋藤達也さん
「障害がある人が自分の世界観でいろいろな表現方法で作っているので、同じ作品がひとつもない」
このアート展「あらかるあーと」は入場は、無料で、15日土曜日まで札幌市中央区の「かでる2・7」で開かれています。