定山渓温泉に新たな足湯スポット誕生!新財源「宿泊税」見据え約1億6000万円かけ整備…長時間滞在で周遊観光の強化へ
2024年12月20日(金) 16時13分 更新
札幌市の奥座敷ともいわれる定山渓温泉に20日、新たな観光スポットが誕生しました。
定山渓温泉に20日オープンした「四季のせせらぎ 二見の足湯」です。
新たな足湯施設の構想は2年前から始まり、札幌市は、約1億6千万円かけて整備しました。
20日の式典には秋元札幌市長も参加し、地元の子どもたちとお湯加減を楽しみました。
堀内大輝アナウンサー
「だいたい40℃くらいですね。ぬるめで長く入っていられそうな温度です。とっても気持ちがいいです。湯加減最高!」
定山渓温泉街にある無料の足湯は、中心部に2か所あります。
今回完成した新たな足湯はさらに西側に作られました。
その狙いとは?
札幌市 秋元市長克広市長
「定山渓の中で『周遊』をしていただいて、長い時間楽しんでいただけるスポットとして足湯を建設しました」
定山渓に長く滞在してもらい、周遊観光につなげるねらいがあります。
今は入湯税だけで、年間約2億円の税収になっていますが、さらに、2026年度からは「宿泊税」も見込まれています。
宿泊施設の利用者は、2023年度、コロナ前の8割まで回復した定山渓温泉。
新たな税のためには観光地の充実も必要。
新たな施策への期待に温泉街は沸いています。