経理を任されて20年以上…元社員の54歳の女、売上金約46万円を着服した疑いで逮捕 3000万円以上の不明金も 北海道滝川市
2024年11月13日(水) 09時47分 更新
北海道滝川市で、勤務していた会社から現金約46万円を着服したとして、54歳の女が逮捕されました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、滝川市に住む小売業、小野砂予巳(おの・さよみ)容疑者54歳です。
小野容疑者は、2023年4月25日から27日の間に、当時、経理担当として勤務していた清掃用品のレンタル会社から、売上金として預かっていた現金約46万円を着服して横領した疑いが持たれています。
警察によりますと、2023年6月、会社の会計監査で指摘を受け内部調査をしたところ、帳簿記載の残高と現金の残高が異なっていることが発覚しました。
翌月、警察が会社から相談を受け、捜査をすすめていましたが、容疑が固まったとして、発覚から約1年5か月経った11月12日、小野容疑者を逮捕しました。
警察によりますと、小野容疑者は、会社の売上金を会社名義の口座に入金する際に、自分の口座に入金して横領していたということです。
小野容疑者は1999年からこの会社に勤務していて、当初はパートタイム従業員でしたが、勤務態度などが良かったため、2001年から経理担当の正社員として雇用されていました。2023年11月に退職しています。
警察によりますと、この会社では、帳簿上の残高とあわない金が3000万円以上あることがわかっていて、警察は、小野容疑者は関与しているとみて捜査をしています。
警察は、小野容疑者の認否について明らかにしていません。