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「延滞料金が用意できなかったので…」延長を繰り返し、期限を12日過ぎても返却せず…レンタカーを借りた自称・会社役員の男(51)を逮捕

2025年02月27日(木) 11時30分 更新

横領の疑いで自称・会社役員の男(51)を逮捕した苫小牧警察署
横領の疑いで自称・会社役員の男(51)を逮捕した苫小牧警察署

  1月、北海道苫小牧市のレンタカー店で、軽乗用車を借りたのに期限までに返却しなかったとして、自称・会社役員の男(51)が逮捕されました。

横領の疑いで逮捕されたのは、住所不定の自称・会社役員の男(51)です。

男は、1月23日正午ごろ、苫小牧市柳町1丁目にあるレンタカー店で、軽乗用車1台とエンジンキー1本(時価合計20万5000円相当)を、2月14日午後5時までに返却する契約で借りたにもかかわらず、期限が過ぎても返さず乗り回し、横領した疑いがもたれています。

警察によりますと、返却時間が過ぎた14日、店舗から警察に通報があり、警察が男の行方を追っていたところ、26日、パトロール中の警察官が、千歳市内で、借りていた軽乗用車に乗る男を発見し逮捕しました。

男は当初、2月6日夕方までに、軽乗用車とエンジンキーを返却する予定でしたが、電話で延長を繰り返し、最終返却期間を2月14日午後5時まで引き延ばしていたということです。

また、返却期限だった14日から5日経った19日、男は被害店舗からの電話に出たものの「ガソリン代がなく苫小牧まで帰れない」と話し、その後は音信不通になっていました。

警察の取り調べに対し、自称・会社役員の男(51)は「延滞料金が用意できなかったので返せなかった」と容疑を認めているということです。

北海道ニュース24