“落ちないホタテ”のお守りで合格祈願 荒波に耐えた“落ちなかった”特産品の養殖ホタテで験担ぎ 地元の受験生24人に贈る 北海道豊浦町
2025年01月23日(木) 17時20分 更新
北海道胆振地方の豊浦町では、高校受験を控えた受験生に、特産品のホタテを使った合格祈願のお守りが贈られました。
ホタテの養殖方法に、験(げん)を担いでいるそうです。
ホタテの貝殻に合格の願いを込めて、一つ一つ飾りをつけていきます。
豊浦町の観光協会が毎年、高校受験を控えた地元の受験生に贈っている合格祈願のお守り『落ちないホタテ』です。
豊浦町は噴火湾のホタテの養殖の発祥の地で、ホタテは“マチの宝”です。
その養殖は“耳づり”と呼ばれる方法で、海の中のロープに吊るして育てられ、荒波に耐えて“落ちなかった”ホタテが出荷されています。
この合格祈願のお守りは、特産品の「落ちないホタテ」の験を担いでいるのです。
噴火湾とようら観光協会 田中博子 事務局次長
「町民がみんな応援してるよ、という気持ちを込めて作っています。今年は、特にかぜやインフルエンザが流行っているとのことなので、体調に気を付けて、最後の最後まで、一生懸命頑張って悔いのない受験をしてもらいたいです」
豊浦神社で祈祷を終えた“落ちないホタテ”のお守りは、先生たちに預けられ受験を控えた24人に手渡されるということです。