売り場のフライドチキンに爪楊枝を突き刺す…警戒中の私服警官が犯行を目撃、84歳男を現行犯逮捕　爪楊枝は男が自宅から持参　北海道函館市

2024年10月03日(木) 19時25分 更新

器物損壊の疑いで84歳男を逮捕した函館中央警察署

　３日、函館市内のスーパーで、売り場に陳列していたフライドチキン１パックに爪楊枝を突き刺したとして、84歳の男が現行犯逮捕されました。

器物損壊の疑いで逮捕されたのは、函館市湯川町３丁目の84歳の無職の男です。

男は３日午前11時半すぎ、函館市湯川町のスーパーで、売り場に陳列されていたフライドチキン１パックに爪楊枝１本を突き刺した疑いが持たれています。

警察によりますと、このスーパーでは、９月にもパック詰めされた肉に爪楊枝が刺してあって、警察に被害届けを出していました。

犯行を警戒していた私服警官がスーパーに立ち寄ったところ、目の前でフライドチキンのパックを手に取って棚に戻し、その場を立ち去る男を目撃しました。

フライドチキンには爪楊枝が刺さっていました。

警察がその場で男に確認したところ「爪楊枝を刺した。間違いない」と男は容疑を認めたということです。

また、爪楊枝は男が自宅から持ってきたもので計画的な犯行と見られています。

調べに対し、84歳の男はほかにも数件の犯行をほのめかしていて、警察は余罪や動機についても調べています。