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座礁タンカーから重油流出でウニ・アワビなど今季禁漁「出荷後に影響が見つかったら風評被害に」漁業者が不安視 北海道函館市・えさん漁協

2025年01月25日(土) 12時25分 更新

6日、北海道函館市の恵山岬沿岸でタンカーが座礁し、燃料の重油が流出した事故で、地元の漁協は、現場海域のウニやアワビ、海藻類について、今シーズンは禁漁とすることを決めました。

恵山岬沿岸では6日、タンカー「さんわ丸」が座礁し8日には、燃料の重油が海に流出しているのが確認されました。



地元のえさん漁協は、現場海域でのウニやアワビ、海藻類の漁を一時取りやめ、実際にウニなどを取って被害があるか調べたところ油の影響は認められませんでした。



しかし、24日行われた漁業者の会合で「出荷後に油の影響が見つかったら風評被害になる」など不安視する声が上がり、えさん漁協は現場海域のウニとアワビ海藻類について、今シーズンは禁漁とすることを決めました。



重油が流出した影響については引き続き、1か月から2か月おきに調べることにしています。

北海道ニュース24