JR宗谷線で普通列車脱線 線路の盛り土の崩れを確認 音威子府⇔稚内の間で終日運転見合わせ 復旧には数日かかる見通し
2025年04月08日(火) 12時03分 更新
8日朝、北海道北部の中川町のJR宗谷線で普通列車が脱線しました。
この事故で一部区間が運転見合わせとなっています。
線路の盛り土が崩れ、枕木が抜け落ちています。
8日午前6時40分ごろ、JR宗谷線の天塩中川駅と問寒別駅の間で、音威子府発稚内行きの1両編成の普通列車が脱線しました。
車内に乗客はおらず、運転士にけがはありません。
JR北海道によりますと、現場付近で線路の盛り土が崩れているのが見つかりましたが、列車の転覆などは確認されていません。
JR宗谷線は、音威子府と稚内の間で終日運転を見合わせていて、これまでに特急6本を含む列車15本が運休しました。
利用者
「JRで音威子府ま行って、音威子府から浜頓別町までバスで行く予定だった。昼ごろに着くものが、夜7時に着く予定ですね」
運転再開の見通しは立っておらず、復旧には数日かかると見ています。