札幌駅近くに通販大手「ベルーナ」が手がける最新ホテルがまもなく開業 市街最大規模の26階建て、1900人以上が宿泊可能 地上100mの温泉大浴場「スカイスパ」も
2025年02月26日(水) 18時45分 更新
札幌駅の新幹線のホームが目と鼻の先。
3月1日オープンの「札幌ホテル bY グランベル」の内部が26日お披露目されました。
シェフが客の目の前で仕上げるオムレツ。
北海道産食材を使った海鮮丼など、約90種類のメニューがビュッフェスタイルで味わえる朝食会場は、一度に200人が食事ができる広さです。
26階建てのホテルは札幌市街で最大規模の605部屋を備え、一日に1900人以上が宿泊できます。
こちらのツインルームは1人1泊、2万5000円からです。
三國谷浩司 記者
「こちらのホテルの目玉は、地下からくみ上げられた温泉が使われている地上100mにある大浴場です」
25階は、天然温泉の大浴場「スカイスパ」。
外気浴ができる半露天風呂や木の香りがあふれるサウナでは、大きな窓から札幌市中心部を一望できます。
ホテル側が見据えているのは、北海道新幹線の開業による新たな旅行客の需要です。
グランベルホテル 浅沼泰匡 室長
「まだまだ(宿泊需要は)全然伸びてくる。北海道新幹線の新しい東口ができたら、客の利便性がいいホテルになる」
レストランに並ぶワインはヴィンテージものがずらり。
高級志向が強く、長期滞在する外国人観光客を取り込もうと、贅沢な広さの客室に開放的な大きな窓を設けました。
グランベルホテル 浅沼泰匡 室長
「札幌はラグジュアリー(高級志向の)ホテルが少ない」
ホテルで使う大量の電力は、隣にある北ガス札幌発電所から直接、送電線で供給され、市内が大規模停電した時にも電力が使えるよう備えています。
通販大手のベルーナが手がける札幌市中心部のホテルは、これで3軒目となります。
4月のオープン予定でしたが、冬場のハイシーズンの旅行客を取り込もうと開業を早め、3月1日にプレオープンします。
さらに4月中旬には、高層階のレストランを含む全施設のグランドオープンを予定しています。