北海道のニュースNews

アイコン北海道のニュースHokkaido News

ドラッグストアの客が不審者を発見⇒従業員が「万引きの被疑者を確保」駆け付けた警察官がバックからサバイバルナイフを発見…57歳の男「ダメなことは知っていた」

2024年08月01日(木) 09時52分 更新

銃刀法違反容疑で自称57歳の男を逮捕した札幌北警察署
銃刀法違反容疑で自称57歳の男を逮捕した札幌北警察署

7月31日午後、札幌市北区のドラッグストアで、正当な理由がないのにナイフを持っていたとして、自称57歳の男が逮捕されました。

銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、住所や職業すべて自称で住所不定の57歳の無職の男です。

男は、31日午後6時20分ごろ、札幌市北区屯田9条3丁目にあるドラッグストアで、正当な理由がないのに長さ約10.6センチのサバイバルナイフを所持した疑いがもたれています。

警察によりますと、客から「昨日万引きしていた客がいる」と連絡を受けた従業員が、店の外で男にかけると、男のカバンから万引きしたとみられるお茶やスポーツドリンクが出てきたため、男を取り押さえ「万引きの被疑者を確保している」と警察に通報しました。

そして駆け付けた警察官が、男のカバンを調べると、長さ約10.6センチのサバイバルナイフが見つかり、男をその場で逮捕しました。

取り調べに対し、自称57歳の無職の男は「(刃物を携帯することが)ダメなことは知っていた」と話し、容疑を認めているということです。

また男は、バッグの中にあったお茶などについても「盗みました」と説明しているということです。

警察は、サバイバルナイフを所持していた動機などを調べるとともに、窃盗についても裏付け捜査を進めています。